透明な君の心臓が動いている
何処かにいて何かしてるって素敵だよな
情熱が奪った生活の軋む音がする
真っ黒な俺の肺で唄っても変わらない

秋風に二人飛ばされたら
欲望なんか消えるよ
自由よりも心地の良い
しがらみをくれ

気づけば夜は深く 俺は青く
君は泣き出したくなり部屋を散らかした
上手く注げず何故か本当だけが
零れ落ちるのを火も着けず眺めていた

透明な君の心臓が動いている
何処かにいて何かしてるって素敵だよな

仰げば空は赤く雲は黒く
君は泣き止まぬ他人のガキ慰めてた
気まぐれな優しさが俺も欲しくて
手繰り寄せるけど紐付けられないまま

戦車のプラモデル
手紙入れた缶ケース
それさえあれば
何にもいらなかったのに
曖昧なものばかり
欲しがるようになっちゃってさ
寂しくなるんだ