一昨年の夏は坂本慎太郎のサードアルバムを何度も何度も聴いてた。どんよりした空気も自分の気分次第でどうにかなると思いながら。全部棚に上げて客観的に世界を見下ろす気分になれるのは幽霊の気分を引きずっているからなのか凄くリラックスしてた。忙しくないわけではないのに時間が無限にあるような気がした。

 

"皆んな頭がおかしくなれ

君のこと好きだよ"

 

音楽をしたいとか誰かを好きになりたいとかベロベロに酔いたいとか洋服を買いに行きたいとかね。俺らくらいの歳になってサニーデイサービスにハマる奴らが多いのはそういうことだろう。欲しいものが日替わりして叶ったり叶わなかったりして夏らしいこともいくつかしたなあなんて思うと同時に毎年夏が終わる。皆んな特別な何かを感じながらこの時期をどう過ごしてやろうか考えているのかと思うだけで楽しめる。

今月末に実家に帰るんだけど車の中であのアルバムを聴きながら夜中に出かけよう。

本当にあの時期の感覚が忘れられない。無限の気分にダラっとしたハッキリとしない恋愛のムード。俺はまるで初めて酒を覚えたような少年で色んな大人たちから馬鹿にされてる気分になっちゃう。社会に対する思春期がどうしても終わらなくて家に帰るのが嫌になる。あんなに寄り道をしたのに帰り着くのが早すぎて家の目の前の公園のブランコに座って酒を飲んでる。そうしている間に友達が迎えに来て温泉に行くんだ。べっぷ〜!べっぷ〜!

今は地元の友達は皆んな何処か別の街で暮らしているから帰ったって会えない人だらけなんだけど、まだ残ってる会いたい人に上手いこと会えると良いな。まだあんなところに住んでんのかよとも思うし、少し羨ましいなとも思う。

 

今冷蔵庫にビールを入れたから冷えるまでの暇つぶしに何か書き足そうと思う。

最近友達が増えた。数年前では考えられないくらい酒が好きになった。そのせいかクズだと言われることも増えた。

あまり共感して頂けないかも分かりませんが、自分をクズだと認めて更に自称すると案外晴れやかな気分になるものです。自分はクズだと容認することで何をしても良い気分になったり、堕落してる自分もなんだかトレインスポッティングみたいで格好いいんじゃね?とか思ってしまうからです。一つのことに秀でるために俺は他のことは厳かなんだなんていう勘違いも起こします。

 

ここでビールを取って来ます。

 

開けます。

 

乾杯。

 

 

俺もこの自分をクズだと容認することでハッピーな気分になれるよ!みたいな現象に騙されていた節があるんですが、最近このままじゃ駄目だ!みたいな出来事がありまして。

 

多くを経験した人が話すことって参考にはなるけどつまらないことが多いんですよね。未経験者の理想について考えたいとちょっぴり思いました。ちょっぴり。

 

 

ここで2本目を開けます。

 

プシュッ

 

 

 

スマホを触るために横になって頭だけ枕を畳んで起こしているけど首に髭が刺さって痛い。最初からだけど段々と文章がめちゃくちゃになってくるかもしれない。でもこれは更新するぞ。ここがダストボックス。

 

 

これだけ書いて三本目に突入します。

乾杯。

 

 

 

今頭の中で俺がサザエさんのエンディングのダンスをしている。もっと格好つけて踊れ。

上の階の奴が起きた。うるせえ。

ノーベンバーズの新譜が良くて泣きそうになった。

 

けひs

 

 

 

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